「状況を見る目・人を見る目」が大切
ご自身の携わっているお仕事について教えて下さい。
利用者や家族の方には分かりにくい立場ですが、簡単に言うと、ケアマネジャーと実際援助するヘルパーの間を取り持ち、ヘルパーと利用者・家族との間を取り持ちます。ヘルパーから集めた利用者の情報やサービスの実績について毎月ケアマネジャーに報告する他、サービス担当者会議に出席して他の事業者と情報を共有したり、実際にヘルパーの替わりに援助に入ることもあります。
お仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか?
ケアマネジャーから新たな依頼を受け、ヘルパーの調整をし、その方にとって何が一番良いケアなのかケアマネジャーやヘルパーといっしょに考えて援助を進めていった結果、「良いヘルパーさんを紹介して頂いて良かった」と利用者さんから言って下さるとお役に立てているんだなと感じます。認知症の利用者さんでヘルパーの受け入れが難しい場合などに、まめに訪問する事で顔を覚えていただいたり、笑顔で「こんにちは」と言って下さったりした時は特に嬉しかったですね。
上司や先輩から教わったことで勉強になったことってなんですか?
ヘルパーの調整は訪問場所や内容だけでなく利用者さんとヘルパーとの相性もあります。「こういう方にはこのヘルパーさんを」「この援助内容ならこのヘルパーさんが最適」などのアドバイスも受けました。実際に利用者さんにとってうまく自立支援に結び付いた結果を見るにつけ「状況を見る目・人を見る目」はこの仕事にとってとても大事だと勉強になりましたね。
仕事をする上で大切にしていることはどんなことですか?
ほう・れん・そう(報告、連絡、相談)を特に心がけています。
産休・出産・育休を経て仕事復帰しました。今も育児短時間勤務で働いていますが、子供もまだ小さいので、上司や同僚・ヘルパーさんにも多々迷惑をかけています。ただ皆さん嫌な顔をせず私の仕事のフォローをして下さり、とても助かっています。やはり子供が体調を崩すことが多く、休んだり早退せざるを得ない事も多いですが、そういう時の為にも普段から報告・連絡・相談を忘れないようにしています。また、人対人のお仕事なので常に笑顔でいることも心がけていることの一つです。
どんな方と一緒に働きたいですか?新しく仲間になろうとする方に求めるものとは?
明るく元気な方、少々嫌なことがあってもへこたれない方、あとはお年寄りが好きで思いやりのある方がいいですね。